巻き爪(陥入爪)爪が周りの組織へ食い込み、赤く腫れる

爪の先端または側面が、爪の周りの組織(いわゆる肉)に食い込み、赤く腫れ、痛みを伴うことをいいます。
悪化すると、炎症や感染をおこし、反応性の肉芽(にくが)を形成します。
靴による圧迫、深爪が原因になることが多いですが、生まれもっての爪の生え方や形が影響することもあります。

巻き爪(陥入爪)の治療

痛みのため、洗浄が疎かになりがちですが、洗浄をして清潔に保つことが大切です。
食い込んだ爪を応急処置として除去し、感染を合併している場合は化膿止めの内服を行います。
爪を切るまでもない程度のものでしたら、テーピングも有効です。
それでも治りにくく、繰り返してしまう場合には、手術を行う事もあります。

手術(フェノール法)は、ワイヤーやクリップ、テーピング等の保存的な治療では治療困難な場合に行います。
手術方法(フェノール法)は食い込んだ部分を部分的に抜爪し、
根元を薬品で処理することでその部分の爪が生えてこないようにする手術です。
その他、当院ではワイヤーを用いた矯正治療も行なっております。

巻き爪・陥入爪のよくある質問

巻き爪が治るまでどれくらいの期間が必要ですか?
個々の患者さんの爪の状態・固さによりますが、比較的症状の軽い方でも4ヶ月ほどかかります。
爪矯正治療は痛いですか?
爪の変形具合が強い場合、爪に穴を開ける時に軽く痛みを感じる方もいらっしゃいます。それ以外の過程で痛みを感じることはありません。
治療中、気をつけなければならないことはありますか。
治療中だけに限りませんが、先のとがった靴や、かかとの高いハイヒールなどは避けてください。
治療の間、シャワーや入浴はできますか?
治療当日からシャワー・入浴などしていただけます。

市川市本八幡のふじた皮膚科クリニックでは、女性医師が丁寧に診察します。シミやワキ汗、巻き爪、アトピー、ニキビ、イボ、じんましんなどお肌の病気からお悩みまでお気軽にご相談ください。

本八幡の皮膚科、アレルギー科、ふじた皮膚科クリニックへのお問い合わせはお電話にてお気軽にご連絡ください。